2014年08月02日
夏の記念日
今日から8月に成りましたね。
もう直ぐお盆がやってきます。
私事で云えば、今年は父親代わりで在った伯父の新盆であり、16日は祖母の命日でもあります。
私は祖父母の養子として育てられたので、祖母が母親でした。
そして偶然にも妻の誕生日も16日ですので、命日と誕生日祝いが毎年同時開催されます
そのお陰でどちらも忘れる事はありません
またその時期は日本の歴史上忘れる事の出来ない記念日も在りますね。
8月15日の終戦記念日です。
我々世代は、『戦争を知らない子供達』と歌われてきた世代です。
戦争が終わり70年近くもの年月が流れ、戦争体験者や戦地へ実際に行かれた方々も年々お歳を召され亡くなられる方も多く、語部の数は大きく減っていきます。
それは私達にとって大きな財産を失う事と同じだと思います。
戦争の悲惨さ、苦しみ、虚しさ、それが生み出す悲劇、それ総て戦争非経験者の我々には想像すら及ばない現実が其処には記憶として在るのですから!!
語部の方々は、我々にとっての黙示録であり未来への警告です。
しかし、悲しい事か最近世界情勢は少しずつ戦争へと近づく空気を出しています。
日本においても、自衛権の見直し。
アジア諸国の日本に対する風当たりが強い事を考えると頷ける部分も有りますが、それにしても何故にこうも急ぎ決議したのかが不安で仕方ない所です。
第二次世界大戦が終わり70年近くもの時間を要しても人間は何も気付く事無く同じ過ちをひたすら繰り返し生きて往くのでしょうか?
それぞれの国の為に戦い若くして逝った人達は何を想い、その命を捧げたのでしょうか?
それは大切な人を守りたい、祖国を守りたい、争いの無い未来を望み多くの人がその戦火に焼かれたのではないでしょうか。
国は違えど、それぞれの想いに違いはなかったのではないでしょうか。
この情報社会ならば、もっと個人の気持ちを伝え合い戦争と言う愚かな歴史的過ちを回避する術が在るのではないでしょうか!?
憎しみや恨みが、またこの地球を覆う前に互いの誤解やわだかまりを鎮めて平和への想いを1人1人が強く持つ時だと思います。
この世の中を決めるのは一握りの権力者では無く、今を生きている我々でなければいけない!!
国と国ではなく、人と人への時代へ・・・そして戦争の無い世界へ。